2014年6月11日水曜日

ウクライナでの抑留日本兵(ハプスブルグの面影を求めて:番外編)



先般、舞鶴の舞鶴引揚記念館を訪問し、悲しく苦しい中にも、一筋の光明を見た元陸軍飛行兵の方による版画を見る機会が有った。

一度見てほしい。 

同盟国だったドイツやハンガリー兵、そして敵国であった筈のソ連の女性兵士への仄かな憧れ・・・

旧ソ連抑留画集

この方は東部ウクライナのスラビヤンスク(Sloviansk)で抑留経験を送っている。やはり抑留されたドイツ軍医に命を助けられたりもしている。

一人の人間として絶望の中でも生き残ってきた方だからこそ書ける姿なのかもしれない。

スラビャンスクの地図

スターリンによる大虐殺が起こったり、多くの人々がシベリアに行かねばならないのか筆者自身も想像が付きにくい位に、ロシアやウクライナの青い空は美しかった。

サンクトペテルスブルグ エルミタージュ美術館の前


Lvivの丘の上

そんなことを考えながら、旧ソ連圏を旅する事が多い

読者の近親者が下記の名簿に居られるかもしれないのでリストを掲げておく。
シベリア・モンゴル抑留時志望者名簿(厚生労働省Web)


先の大戦で祖国のために戦った全ての将兵、そして犠牲者に哀悼の意をささげつつ・・・


(2014/06/11記)



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