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2014年5月12日月曜日

リスク管理(ヨーロッパ旅行編)


イースター前後は学校も休講となり、キリスト教圏の学生は本土に戻ってしまう。

スリ被害情報(トリップアドバイザー)


世界の水事情(トリップアドバイザー)

2014年4月24日木曜日

病気関係リスク対策は日本で(留学準備)

日本での準備を段取り良くしておくことで、現地でのロスを減らせ、また落ち着いて対処できる。

リスク管理はビジネスでも応用できるので、自分の強みとすることができる。

(1)歯は全部治していくこと(時間がかかる)

   ・虫歯がなくても、チェックしてもらうことを強く勧める

  ・現地の歯科に通った(日本人助手配置)が、必ずしもベストの治療でない可能性がある。

  ・留学生保険は効かないケースが殆ど(一部、短期間の特約が付けられる場合あり)

(2)慢性病がある場合は、医師の英語診断書をもらう

  ・留学期間中にGB(かかりつけ医)にコピーを渡しておくと適切な処方箋が出やすい

  ・症状が出た場合に論文締切の期間延長を主張する場合の客観的証拠となる

(3)留学生保険に入る

  ・留学先・主要旅行先の言語の保険証明書を入手しておくこと

   特に中東欧にいく場合は、英語だけでなくドイツ語の証明書を入手しておくと安心

  ・付加サービスに着目・・・心配な場合はどんどん活用しよう

   対応は現地のサービス会社に委託されている。
   
   彼らは親身になって対応してくれる(クレームが多いと契約を切られてしまうから)

  ・メンタルヘルス対策などの付加サービスがある保険会社あり。

  ・留学斡旋業者の独自サービスはばらつきがあるので注意
   
  ・期間延長対応では代理店の巧拙が分かれる

   前後に旅行をすることもあるので、留学期間より1ヶ月長めにしておくのがお勧め

   トロい代理店もあるので注意。筆者は代理店の対応が悪かったので、抗議したことがある。

(4)コンタクト使用者は眼鏡を忘れないこと

  ・ロンドンには「パリミキ」があるので、日本語で作ることもできるが割高

(5)表現を覚える

  ・初心者なら、スカイプ英会話などで練習

  ・長期留学ならば、 外国で病気になったときあなたを救う本[第5版] などを持っていく





(6)自分の住むエリアの近くの日本人医師がいる病院をチェック

  ・保険に入ると、提携医リストをもらえる。これはいつでも取り出せるようにしておく。

  ・日本のかかりつけ医の出身大学を確認し、紹介状を持っていると、いざというとき便利

  ・風邪引いたくらいでも、「社会勉強」だと思って現地で提携医にいってみることを薦める

  ・GPは予約に時間がかかるケースがあるので使い分けが肝心(急いでいるなら提携医へ!)


ぼちぼち、プレセッショナルをどうしようか? と考えている人たちもいると思う。

いろいろやることはあるだろうけれども、諸兄諸姉の健闘を祈る!

写真は現地でお世話になったGP(かかりつけ医)



2014年3月9日日曜日

留学準備(リスク管理感度を上げる)

楽しい留学や旅を夢見ている人々も多いと思う。

でも、そのリスクは確実に有る。

著者の行ったウクライナも今では欧州の火薬庫になりつつある。たった数か月前(2013/10)は平穏だったのだがリヴィウでも市庁舎が野党側に占拠されたりもした・・・。 ホテルやインフォメーションは英語が使えたが、駅ではスリが狙ってくるなど、勘が重要な局面は何度も有った。

平穏なリヴィフ市庁舎付近(2013/10)

危機感を煽る訳ではないが、楽しさとリスク管理のバランスは重要だ。


自分の知る限りでも、

 ・語学学校時代の友人(東アジアの某国出身)は、傷害保険に入っていなかった。学生寮のパーティー中に割れた瓶で手を大けがしても病院に行けなかった。 その後、スペイン旅行中に身ぐるみを剥がされ、やむなく大使館に保護を求めた。

 ・社会人時代に弾丸旅行で出かけたフランスの大西洋側の小さな町で高熱が出た。クレジットカードの保険を活用し、パリの提携先病院でキャッシュレス診察を受ける事が出来た。
 但し、意識がもうろうとする中、英語が通じない環境で何とかTGVに乗ってパリまで戻る強行軍を強いられた。 日本語が出来る医師は居なかったが、英語で自分の状況を説明し処方箋をもらって抗生物質を入手し熱を下げ帰国(これは自分自身)。

 ・オックスフォード語学留学している際、オックスフォード市内の工業地帯(BMWミニの工場が有る)で黒人の暴動があり、幾つかの店舗が襲撃にあう。 

 
といったようにリスクとは無縁でなかった。

途上国への留学・インターンや海外勤務ともなれば、極端な話、反政府ゲリラに抑留されることだってあるのだ。

まず、外務省の海外安全ホームページ、現地大使館(イギリスはこちら)のホームページを定期的に見ておくのがよい。

また、日ごろからのリスクへの感度を上げる事が重要だ。

特に社会人経験が無い場合は、親世代が読んでいるあろう記事をチェックしておくのも有効だ。

日経BP社のポータル 「SAFETY JAPAN セレクション」はお勧め。

リスク管理感覚を養う意味でざっと見ておくとよいだろう。

 自分の立場だけでなく、親の立場からも考えておく事は、10年先、20年先に自分が親になった時のシュミレーションにもなる。 またストーカー被害等を防止する意味でも参考になる。

さらに、留学や海外旅行が具体化したら、最低限、以下の4つは実施しておく

・旅行保険の付保(長期の場合は予定よりも少し長めに)、短期の場合、クレジットカード付帯保険も検討にいれるべきだが、期間・制約条件は要確認。

・滞在国の大使館・領事館の連絡先や位置の確認

・クレジットカードや重要な番号の一覧表を作り、留守宅にも置いておく

・外務省の海外安全ホームページで滞在先を確認、現地大使館のメルマガを登録しておくとよい。


緊急時の表現は各国版の「旅の指さし会話帳」が便利だ。ロシアに行った時は日常でも英語が通じないので重宝した。




皆さんの安全を心より祈願しています。

(2014/03/09記)

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2013年4月10日水曜日

放置するのがイギリス流

ロンドンの町並みは遠目に美しい所が多い。
電柱が地下に埋まっており、
多くの建物は同じ階数でそろっているからだろう。


この「すっきり感」に慣れてしまうと、日本の街を歩きたくなくなってしまう。

そして、それなりに交通安全にも気を使っているようだ


黄色い風船の様なものが交差点に立っている

このポールがあると「歩行者最優先」の交差点。
歩行者が渡ろうとする場合は車は必ず一時停止しなければならない。


信号には監視カメラ。

信号無視をすると映る仕組みで罰金確保に一役買っているかもしれない



 しかし、全面的に安全に優しい訳ではないのがイギリス流だ。

信号の無い交差点は、自動車優先。

 特にタクシーはウインカーを付けずに曲がってくることがよく有る。

意地で、横断の邪魔をしているんじゃないか、と勘繰りたくなる。


歩道は相当に酷い(日本に比べ「イギリスが酷いな」と思うのは食事だけでない)。
。

 
 歩道に敷き詰めてあるタイルが浮いていたり、ぐらぐらしたりするのでこけそうになる事がしばしばある。

 雨が降るとその中に水がたまるので、うっかり「浮きタイル」に乗っかってしまい、両足に水がかかってしまい不愉快な思いをすることもある。


 
  この手の話は修繕されることなく、放置されっぱなしである。

外観から気がつきにくいので、運が悪いと諦めるしかない・・・・

浮き石ならぬ、浮きタイル

イギリス流で行けば、「直すコストは誰が払うの?」という

先般亡くなった、サッチャー元首相の声が聞こえてくるようだ。

彼ら流に言えば、「どうでもいいことは放置!」なのだ

危険は足下だけではない。

 工事現場の足場には、シートをかぶせていない事も多く

作業員は命綱を付けていないし、足場から資材を下に良く放っている。

こういった危険仕事には、移民が多く従事しているように見受けられる。

英語でない言葉もとびかっている。 
 
 

ありていにいうと、「万事が雑」なのだ。

お互いのビルを壁で支え合っていたりショボイ建物もたくさんある。



壁崩落を防ぐ知恵(?)

 地震が無いから問題はないのだろうが、あまり近寄りたくない景色だ(笑)

 筆者は、工事現場が見えたら、大回りして歩くことにしている。

何かに巻き込まれても、彼らに補償能力があるとは到底思えないからだ。


 道だけではなく、品質放置は、店舗には行っても同じだ。

  土産物屋でラッピングを頼むと、これでもかと言うぐらいに下手に包むので、「自分がやった方がまし」、とイギリス人の英語の先生が嘆いていた位だ(苦笑)

以前にも書いた(「返品が常識!」)ように、日常は「事後対応」である。

 
  その場の対応が多く、解決しても効果の小さい根本原因は放置するのがイギリス流だ。

但し、彼らの名誉のために、申し添えると

たいていは丁寧な口調で対応(オックスフォードやロンドン)はするので

あまり不愉快にはならなかった。

 権限を超えるモチベーションがないだけのことであり、社会全体が

「まっいいか、どうしてもダメなら交換すれば」という品質レベル要求なので、

一人ひとりにはさほど悪意がない

(失業の多い地帯はちょっとした瑕疵でも値段交渉に持ち込むなど
 別の様ですが、未確認)。

これを理解するのに暫く時間がかかった。


基本的に、日常レベルの瑣末な不便は出来る限り放置して、

やむなくなった時点で対応するのがイギリス流なのだ。


 これがドイツだったら、延々と自分の権利主張を述べ続ける人たちに

出くわしたりして不愉快な局面に陥ることさえあったりするのだが、

国情の違いを考えさえられる。

 

 そのかわり、戦争や諜報活動といった長期的・戦略的な事項に関しては、

周到すぎる、日本人の感覚からすると、あるいは

「そこまではやりすぎじゃないの?」 

ということまで徹底してやる(欺瞞工作の例)。


その中に「ジョーク」が紛れ込ませてある辺りがイギリス流なのだが・・

MI6が求人を雑誌に載せているあたりも、半分はジョークに思われる。

過剰品質(だった)日本もどうか、と思うが・・・

これで日本よりも物価が高いのはどうなの、って気がする。


ショッピング意欲を失わせる脱力アイテムが揃っているし・・・

イギリスが「ぼったくり」、なのか、日本がダンピングし続けているのか?

歩きながら、そんなことを考える春の日々、

今日も知らない街の「浮きタイル」で危うくよろけそうになった・・・

そんな筆者をロンドンは、しらっと放置しているのであった。


ロンドンのミニ秋葉原(Tottenham court road)の電気屋さんの看板、懐かしいブランドが並ぶ、「COMPAQ」「JVC」「aiwa」「Technics」・・・・とうに無くなっているにもかかわらず、堂々と看板を出しているあたり、ここでも「放置するのがイギリス流?」

(2013/04/10記)

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2013年3月19日火曜日

学生寮事情 ・・見かけと中身の違いに御用心(実用情報)


  そろそろ、学校も決まって準備開始する諸兄諸姉もいると思うので、参考までにロンドン大学の学生寮事情について記す (幾つかは知人から聞かれた事の回答)。

 事情は、寮ごとに異なるであろうし、リノベーション等で改善される部分もある(かもしれない)ので、自ら関係先に直接、最新情報は確認して欲しい。

 厳しいことも書いているが、「まず自らが解決する(丸投げしない)、必要に応じ、目的を絞って他者の力を借りる」スタンスで対処すればリスクを減らしつつ楽しく生活できる。

 基本的に「見かけと中身」が違う事がままあるが、「性悪説(疑ってかかる)」に基づいて社会が運用されていることを考えれば、「そんなものか」と判る。

 グローバル社会(古くは国際化社会)、多民族社会の場合は「性悪説」が原則。有識者や企業のトップが、昔から「日経ビジネス」あたりでしきりに「グローバル化対応」というのだが「性悪説」の原則をきちんと説明しないのが腑に落ちない。

 「TOIECテストや英語公用語化」など表層的であって、高等教育ではまず「性悪説」に言及すべきだと考える。日本社会全体に「性悪説」を持ち込むと「コスト」高になり無用な混乱を招くリスクはある。いちいち「疑う」のは疲れる作業であり、日本古来の伝統とは相いれない部分があるだろう。 が、「性善説と性悪説のいいとこどり」はチャレンジングな課題と肝に銘ずべきだ。

さて、本題に戻る。

  

1.大学院専用の寮と学部生との混在の寮、どっちがいいの?

     断然、大学院生専用を薦める。

 イギリスの建物は壁一枚。

 学部生のパーティーキッズと一緒に騒げるならそれもよしだが・・・・。

 パーティーは毎晩、どこかでやっているから、必要に応じ出かければよい。お誘いもあちこちから来るだろう。

 夜騒がしいと部屋で勉強も出来なければ寝にくい。

 学部生が混在する、共同トイレ制の寮だと、見境ない若者が酔っ払って催す「何か」があったりするなどゲンナリすることもあるらしい。 

 騒音についてはどこの寮も一応、23時以降は静かにするようルールは統一されている。管理部門に相談したうえでクレームをつける事は可能(顛末は当該リンク参照)。 寮長を通じ静かにさせるよう促してからは殆ど問題が無くなったが、隣人とたまにあっても目も合わせようとしないのは仕方ない。

 相手が異性だと直接、文句を言いに行くと相応のリスク(あらぬ誤解や思わぬ行動に相手が出る可能性がある)がありうるので、管理部門を通す方がベター。

 壁一枚、薄いドア一枚で「音が外に漏れる」から犯罪抑止の効用もあるかも・・深読みのし過ぎかもしれないが・・・昔、リガのホテルにとまったときも同じで音が外に漏れる構造だった。KGBが別室で組織的に盗聴・監視していたと、ラトビアの占領博物館(The Museum of the Occupation of Latvia)に事実関係が展示されていた。 

2.あいさつ

  知らない人でも、同じフロアやエレベーターの人は目を合わせたらあいさつをしたほうがいい。「あいさつ」とは「敵でないこと」を知らせること。

  同じ人に挨拶をしても、無視しつづけていれば、「社交性に問題あり」で「トラブル・メーカー」の可能性があるからチェックしたほうがよい。 高学歴になるほど、この手の常識に欠ける数が増えるのは、内外問わないのかもしれない。

  会社や組織訪問では、内外問わず、来客や同僚同士で自然なあいさつ(無言の会釈等含め)をしない会社・組織は注意が必要。 基本的なコンセンサスが共有できていない証拠であり、余裕がなくコミュニケーションが滞っている証だ。 だからこそ、長期的な業績や事業内容に問題がありうる。痛快でも無いから長居する場所、でもないだろう。四季報など数値だけでなく、自分の目も信じよう。

3.PCやプリンタはどうなの?

 「PCルーム」にどちらも備え付けであるが、スピードが遅く実用に堪えない。

 安価なインクジェットプリンターか、スキャナ付きのモノクロレーザーを購入した方がストレスが無い。

 学校(Birkbeck)のプリンタも鈍かったり、給紙トレイが空っぽだったりとイライラすることが多い(課金制でも有るにもかかわらず、だ)。

 タイミングがあれば、Web等に載っている「帰国売り」で安く買う手も有りそうだが、相当旧式なものを売っているケースもあるので注意が必要だ。

 イギリス社会では概して「共用」のものは「名目だけ」「性能がさえない」「「必要最低限」という「見かけ倒し」のケースがままあるので、スペック等まで含め、注意が必要だ。

4.二食付きの部屋と自炊対応のどっちがいいの?

 二食付きの方が間違いなく効率はいい。 反面、夫婦やカップルで自炊部屋に住むなら安価かつ自分の好きなものが食せる。

 「自炊対応出来る部屋かつ2食付きの契約」は無いようだ(自分の寮)。

 二食付きの場合、寮での交友関係が増える。特に冬季は、「うつ」になりがちなので、心おきなく付き合える友人が周りにいた方が何かにつけ良いと思う。

5. 寮の食事は接取できる許容範囲か?

   人にもよる。

   

   朝夕ともフルーツ・ベジタリアンメニューが有るが、冷凍食品を多用。

  朝(8:00-9:00)はいつも同じメニューの中から選ぶ。

  夜(19:00-20:00)は野菜サラダやミックスベジタブルがある。

  メインメニューやスープは「どうしたらこの味になるのか」という位バラツキがある。

  土日朝は「ブランチ」(11:00-12:30)と称してアイテム数が増える

  夜は一時間早まり(18:00-19:00)。勤務している人々のシフト対策か。

  他留学生の2005-6年ごろのブログを参照したが、クオリティは変化なし。

6.その他、共用設備

  各階に、共用の冷蔵庫(盗難が時々ある。酒は入れない方が無難)

  や電子レンジ、アイロンがある。コインランドリー、乾燥機が地下にある。

   

7. 無線LANは飛んでる?

   

 公共スペース(食堂、ロビー、自習室等)のみ有り。Eduroam:各学校でIDやパスワード要入手)。 各自室には有線LANのみ。

   

  スマホ・タブレット持ちは、コンパクトな無線LANアダプターを日本から持参するか、PCを無線LAN化するフリーソフトが必須。 

8.自転車

  我が寮は置き場無し。目の前の公園の柵に括りつけている。

 この街で自転車に乗るのは日本国内でママチャリ等の普通の自転車に乗ってる人にとって恐怖の一言。積極的にお勧めできない(詳細は自転車事情:参照)。日本でロードレーサー等でバンバン走ってる人なら気にならないだろうが。

 自転車は現地でも購入できる。折りたたみの自転車もよく見かけるのは、バスにも持ち込めるからであろう。

 

 万が一、第三者を巻き込んでしまった際の損害賠償に備えて、賠償責任保険が自転車事故に適用されるのかは確認したほうがよい。国内で付保しているものが海外で適用されないケースもある。

9.各種トラブル対処

  修理等の自己申告しても、まず1回では完治しない。1度目は適当な対処、二度目以降にまともな改善が始まる。位の感覚で前広に主張すべき。

  

  買ったものが不良品の場合も多々あるから、レシートは取っておく(「返品が常識」参照)。

10.開講直前に入寮したほうがいいか?

  語学力がバッチリで、イギリスの銀行口座を持っているならばOK。そうでなければ、早めに生活を始めた方がよい。

  銀行口座をつくるのも時間がかかる。まずは開設手続きの時間を予約するところから始まる。バス割引になるオイスターカードなども同様。

 長期の携帯電話開設の場合は、銀行口座が必要だが、トップアップ制の電話番号を、長期の契約にそのまま移行可(Vodafone.uk)。

 長期契約はクレジットカードでは出来ない。電話会社によっては、一年以上前に開設された銀行口座でないとだめ(信用調査会社の与信情報に提供されないらしい)。留学生の場合は、デポジット(預け金)を要する場合もある。

要は、料金後払いは「取りはぐれ」リスクがあるので日本とは違う、ということだ。

11.お掃除・管理部門の立ち入り

  平日毎日、ゴミを収集しに来る。2週間に一度、掃除してくれる

  (この人たちはポーランド語を話していた)。

  

  しきりに、小修繕工事や、各種テストなどで、管理部門の人が入ってくる。

メール等で予告は入るが、貴重品等は鍵がかかるトランクの中に入れる。

自殺や事故に巻き込まれないか確認する意味合いもあるのかもしれない。

ちなみに、寮に貼ってある「Burn out」というイギリス版「いのちの電話」の番号案内には英語と日本語で表記されていたりする(何でだ??)。 

12.荷物の受け取りをやってくれる(2013/08/07追記)

  日本のように、郵便局や宅配便が整備されている訳ではないから、

  1軒家の場合、雨の日でも荷物を軒先に放り出す、といった事も.

  あるらしい。追加料金を支払う特別便以外は「いつ来るかわからない」。

  フラットシェアする場合には、この点に注意しよう。

   アマゾンの場合は、スーパーにポストが設置されているのを見かけた事が有る

  (Baywaterの傍のSpar)。

   防犯の面でも、最初は寮の方が勝手が良いと思う。 

 

13.キュートな女子、凛々しい男子がいるのか?

  主観の問題だが、確かに各民族毎に、男女ごとに一定数、居る。但し既婚者でも一人部屋に住んでいる事もある。その点はFacebook等も含め確認した方がいい。年齢も非常に判りにくい。若いと思ったら、30代後半、それ以上であったり、その逆もしかり。日本語を自在に操る人も何気にいる。言葉巧みなものもいるだろう。 

  何をするのも、自己責任。でもイギリスの建物は、壁一枚なのはお忘れなく。

一軒家でも、アパートでもお店でも、商業ビル、はたまた工場でも「To let」という看板を見かける。 しかし、この青いドアには笑った。

  


よく見るとTO 「i」 LET 「s」 とある。 

このドアは住宅のものではなく、「工事用トイレ」のドア。 

この近隣一体をリノベーションしている関係で、玄関ドアの前に仮設設置。

仮設トイレも、「レンタル制」のようで、宣伝も兼ねている。

・・・一石二鳥とジョークが好きなイギリスの国民性をうかがわせる。

でもわざわざ玄関に設置するっていうのもどうなんだろう・・・

見かけと中身の違いには充分注意が必要・・・・

(2013/03/19記)

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2013年2月9日土曜日

Mind the gap! (ロンドンの自転車事情) 

  筆者は、交通政策・事情にも関心を持っており、各都市に行くと必ず地図を集め、可能な限りあらゆる交通手段を試してみることにしている。自転車もしかり。 時系列的に都市の交通網を比較すると、都市の歴史上の変遷・これからの方向性を理解するのにも役立つ。 可能であれば、交通博物館や車庫を訪問し、附属図書室で資料も見せてもらっていた。  

    ロンドンではご案内の通り、Tube(地下鉄)、2階建てのロンドンバス、黒塗りのロンドンタクシーが主たる交通機関だ。オーバーグラウンド(近距離列車)も走っているが、日本の様に相互乗り入れは出来ないので各ターミナルで乗り換える必要がある。DLRとよばれる無人交通システム(東京で言えば「ゆりかもめ」)がロンドン東部を走り、南部郊外には、低コストで建設できるトラムリンク(Tramlink)と呼ばれる路面電車も走っている。


    交通政策をもう少し俯瞰すると、渋滞緩和のための自動車乗り入れ制限・電気自動車の優遇が目につく。

    さらに各交通網を補完するものとして、自転車を明確に位置づけているのがロンドンの特色だ。

  寮友も大学の教授も自転車で学校に通勤・通学しているのを見かける。何故だろうか? 貸自転車らしき青い自転車も目につく。


今回はロンドンの交通政策における自転車の位置づけを考えてみたい。

最初に厳しいことを言えば、日本人の感覚から言うとロンドンで自転車を乗るのは決して快適ではない。なぜならば、基本的に車道、特にバスレーンを走らねばならず、ロンドンバスやタクシーに煽られながら走らねばならない。これは決して気持ちがいいものではない、自転車ゾーンが整備されているドイツから見れば地獄図絵だ。

日本でも規則上は車道を走る事になっているが、ロンドンの真似をすれば交通事故続出だろう。語学留学したオックスフォードも同様の状況で、語学教師の一人は自転車から転倒し怪我をしながらも教壇に立っていた。それでも人々はそれでも自転車に乗り続ける、何故だろうか。

ありていに言えば、自転車ユーザーにとって「時間が読める」「低コスト」という2つのメリットがある事に尽きる。

まず、道路は渋滞が激しい。 一般車はバスレーンに入ると罰金の対象(世界に誇る監視カメラ都市なのでバッチリ捕捉されるらしい)のだが、ラッシュ時はレーン自体がバスやタクシーで渋滞する。そしてバスは団子状態で連続してくることも有れば、待たねばならない事も多々ある(ダイヤは約X~Y分おきというアバウトな表現)。

 地下鉄においては、遅れや工事による運行停止は日常茶飯事であり、これまた時間が読めない。車内でアナウンスがあれば、ほぼ「この電車は(●●の都合)で止まった」という類の話だ。何故か、どのアナウンスもやたら申し訳なさそうな口調だ。もちろん駅で時刻表を見た事は無い。 

こうなってくると、自転車が一番機動的かつ、定時性のある交通手段になる。自分の脚力でおおよその時間は決まる訳で、ヘルメットをかぶり、視認性の高い黄色いジャケットを羽織って男女とも必死の形相で今日もロンドンの町を走っている。


一方で「低コスト」という観点ではどうか。

まず、公共機関は毎年値上げする。更新工事の為という大義名分はあるが、殊に地下鉄の値上げは激しい。サービス向上の意味合いは無いだろう。例えば、地下鉄はバリアフリー化を早々にあきらめてり、ホームと車両の段差は激しく「Mind the gap」とアナウンスが流れる。対してバスはほぼ100%低床車となっており役割分担をしている模様だ。

各種の交通機能改善プロジェクトは目白押しであるが、何気に中止になる案件もある。この点に関しては、東京都の開示の仕方の判りにくさよりは数段ましだろう。

いずれにせよ、「Mind the gap」「Sorry, xx minutes late」などという自虐ネタのロゴ入り土産物まである。地下鉄に関して言えば、乗客は、毎年のように上昇し続ける運賃と半ば脱力系の状態を受け入れるしかない。

その点、自分の所有している自転車なら、インフレーションは関係ない。

また、ロンドンの大規模な貸自転車システムは注目に値する。バークレイズ銀行が広告権を獲得しており、ブルーの自転車をロンドンの町で見かけた事がある方も多いであろう(日本語での判りやすい解説記事はこちら)。これは2007年に話題をさらったパリのVélibのパクリで、2010年から導入した。他の計画と違い、オリンピックに間に合った貴重な成功例だろう。

いずれにせよ、これらは、日本の使いにくいレンタサイクルとは一線を画している。

  地下鉄のZone1区域内に500か所以上あるスタンドで借りて、別のスタンドに返すことも可能な仕組みで、地下鉄やバスで移動したあと、最終目的地の近くまで自転車に乗り換えるといった芸当も可能だ。

筆者も実際に乗って見たが、手元で操作できる3段切替ギアでタイミングに若干クセがあり、違和感を感じたほかは概ね快適。ハイドパークといった大規模な公園内には自転車専用レーンが設置されており、旨く使えばバスよりも早く目的地に着く事が可能だ。決済手段がIC付きのクレジットカードやデビットカードだけであるため、各ステーションには暗証番号入力用のパッドがある。最初は少し戸惑うが、手続き自体はいたって簡素だ。

課金体系は2013年2月現在で上記の写真の通りである。「Membership key」を入手しておくと、いちいち操作をする手間が省けるとのことだ(英語版の公式HPはこちら)。30分以内にスタンドに返せばアクセスフィー以外はかからない。ちょっと近場を自転車で移動することが多いのであれば、年間のメンバーシップキー(90GBP)を入手しておけばかなり安価な移動手段と言える。
残念ながらアクセスフィーは、2013年の正月から値上がりしており貸自転車の方はインフレとは無縁でないらしい。 


一方、日本の貸自転車はどうであろうか。例えば東京では、せいぜいが各区単位(世田谷区)での運営に留まるので用途が限定されてしまい、行政サイドの「環境問題に取り組んでます」「シルバー公社の雇用確保」といった自己満足色が強く、利用者の視点が弱い。それでも実践しているだけ世田谷区は「まし」だが。

メーミングライツでもよいし、違法駐輪から高額の罰金を取るなり各学校や鉄道運営企業にレンタルポートを義務付けるなりして、こういったレンタサイクルを整備するイニシャルコストのねん出という発想があってもよいように思える。無論、ランニングコストは受益者負担とすべきだが、手続きは簡素にしてほしいものだ。

日本の(交通)政策を見て痛感するのは、手ぬるい企画と総合的判断なき泥縄方式である。ロンドンも道が狭く命がけで自転車に乗らねばならないが、それが嫌ならバスに乗ればいいだろうという明確な代替案を行政は示している。学生のみならず、高齢者・失業者向けの交通機関割引といった施策もあり興味深い。

さらに突飛な話をすると、パリやロンドンで街中にある貸自転車のシステムは、これからの大規模「シェア時代」経済政策の予行演習の様な気もしている。勿論、スポンサー企業にとってはイメージアップという広告宣伝費、という割り切りも有るだろう。が、所有でなく利用に課金する「寺銭」ビジネスのバリエーションなのかもしれない。 さらにこの貸自転車のシステムの成功を受けてパリではAutolibなる電気自動車のカーシェアリングが公道上の一部を使用してサービスを始めているらしい。日本でもカーシェアリングが流行の兆しを見せているが、サービスの提供方法が各社ばらばらで統一仕様でない事が普及のネックになるだろう。

いずれにせよ、「シェア時代」の自転車行政に果敢に挑むパリやロンドンの取り組みは今後も注して見たいと思う。一つ一つの技術や結果が大したことが無くても、緩く横にラッピングして「良さそうなシステム」に仕立てあげるのが上手いのが、ヨーロッパ諸国やアメリカのやり方であろう。 対して日本は個別項目はとても良くできているが、これらを統合しての「売り物」にする事例が少ない。 「iPhone」 と 「walkman」、「一太郎」と「MS-office」・・・過去の事例から思いあたる比較は色々あるだろう。

日本発で世界に広められるような、シェアベースの課金システムが出来ると将来の食いぶちにつながっていくのだが・・・・どうであろうか。
 
          これまでみたように、自転車一つ見ても、各国の政策の違いが見てとれて興味深い。ロンドンでは命がけだが、定時性とローコストという観点で今後も、自転車の使用を交通システムに取り込んでいくであろう。

なお、個人所有の自転車の場合は盗難が多いので、前後のタイヤも取られない様に施錠する必要がある。折りたたみの自転車も多く、大学の教室内に自転車を持ち込む人も見かけるから本当に盗難が多いのだろう。学生寮でも共用冷蔵庫からラム酒が盗まれたり、共用のコインランドリーから女性の下着が盗まれたりするので、まったく油断ならない国である。スタンド間を移動する貸自転車ならば盗難に関わるトラブルもほぼ無いと想定できる(しかし、一度路上に乗り捨ててあった貸自転車を見た事があるからゼロでは無い)。









  いずれにせよ、ロンドンで自転車を乗る際は、車道で転倒した際のリスクミニマイズを図る事や盗難対策は良く考えておく必要がある。具体的にいえば、肌の露出を抑えヘルメットを用意する、丈夫な鍵を用意するといった類のことだ。




よく見ると自転車のかごにLoveという文字が・・・ドライバーに愛ある運転を促しているのだろうか・・・そういえば、「Mind the gap」と書かれたTubeのロゴマーク入りTシャツを着た自転車青年がロンドンバスに思い切り煽られたのも見かけた。殆ど間隔(gap)をあけずに迫ってくるのだ・・・


なかなか他人に思いを伝えるのは難しい。


ああ、Mind the gap....
(2013/2/9記)

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