危険なふたり
といっても、往年のジュリーの名曲ではない。
余り同胞のことを悪く書きたくないが、
事実把握が重要と考えアップしました次第。
お見苦しい言葉が続きますがどうかご容赦を。
先日、ピカデリーサーカスの傍にあるラーメン屋を訪れた時のことだった。
近くにいた「医科」学者らしき日本人男女の会話が耳に入った。
以下はその一部である(筆者は彼らの見解には賛成できません)。
女「エジンバラの駐在妻がうざいんだよ!」
「自分の子供もうんざりして日本人学校やめて帰っちゃたよ。
夏だけ語学研修でこっちに戻ってくると言ってる」
男「そうなんだ・・・」
女「ISPでノーベル賞とった●●って馬鹿なんだよ、
他に頭がいい人もっといるんだけど、あいつ一点狙いで
やってたんだから取れたんだよ」・・・
「●●が意図的に後輩を入れないんだよ、自分より
頭のいい奴入れたがらないだ」・・・
「自分もメンターから日本に戻って来いっていわれているんだけど、
あいつがいるうちは自分の目が出ないから戻りたくないわ」
男「そうなんだ。最近はケンブリッジも日本人多いよ」
女「ケンブリッジも大したことなくなってるわ」
「最近、エジンバラにひとりうつってきたわ。
東大と一緒で名前だけなのよあそこは」
「単細胞の分野は金欲しくて研究している連中ばかりで、
真面目に学術研究するのがいないんだよ」
「同僚の研究者たちは●●がノーベル賞とった途端にFacebookで
熱烈メッセージしてたわ。あいつら何なの?」
(●●は皆さん新聞で見ている京大教授の名前です)
男「そうなんだ、最近はマックスプランク(筆者注:ドイツにある研究所)も
いいみたいだよ。そういえばあそこの学食旨かったよ。まともなサラダ出て
きて・・・・」
女「最近はXXを○○してる研究に特化してるのよ・・・」
彼らが塩ラーメンをすすっている間、延々と女が男言葉で人を罵り、男が聞き役に徹していた。今風に言えば、暴言女子とうなずき男子という所だろうか。不倫ではないだろうし、単に知人といった感じであったが言葉遣いに注意するそぶりはなかった。そば耳は立てたくなかったのだが、大声で話していたので、残念ながら聞こえてしまうのであった。
日本の研究者にはノーベル賞を受賞した教授のように世紀の発見をして欲しいが、この女科学者に国費投資しても大丈夫かと思った(国立大学に関わった時点で税金投入されている)。 ストレス多い職場で大変なのだろうが、暴言を吐き汚い言葉遣いで食べていると、他のお客も余りいい気がしないという所までは気が回らないのだろう。
こんなところで隙を見せている事で研究に支障が及ぶかもしれないことにどうして、気付かないだろうかと残念に思う。研究者の関係者が居たらどうするのだ、と他人事ながら気になった。
ちなみに体細胞クローン羊「ドリー」を誕生させたイアン・ウィルマット教授は英国エジンバラ大学の研究所に居るということで、この手の研究が進んでいるのだろう。
女科学者は「単細胞」を学術研究しているらしい。が、その前に自らの「単細胞」さ加減に気がついて欲しいと思いながら店を後にした。自分も日ごろの言葉遣いに気をつけなければ・・・と思いを新たにした。 私もこの「危険なふたり」にならぬ様、「いか」がわしい人達にならない様、精進します:D
本文には全く関係ありませんが、帰りがけのバスに中東系の人たちがチョコで有名な「m&m」のバックを車いすに満載し、乗ってきたので思わずパチリ。ショッピングカートの代用にしている訳で、閃きの良さとずうずうしさに驚いた。この後、中東系の夫婦が自分たちの乳母車(二人乗りの長いタイプでこれまた初めて見た)を載せられずに怒鳴っていた・・・いやはやさすが、多民族都市ロンドン。
(2012/10/27記)
2 件のコメント:
以下のブログに山中氏の受賞直後の発言に対する大学内の冷たい態度や、敵意に満ちたバイオ関係者の声について言及されていた。参考まで。
教授が突然、助手の部下になる日本の制度
東京大学に入ったけれど・・・ああ無常(22)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36608?page=4
コメントを投稿