学校までのバスは2系統あり、一つはオックスフォードストリート(Oxford street)を通り学校の傍まで到達する、もう一つは、Marylebone streetを通るが少し歩かねばならない。最初のうちはオックスフォードストリート経由のバスに乗り2階に陣取って、道ゆく人を観察していた。
特にプリマーク(衣料品が安い ユニクロの比ではないと思う)に入ると、高度成長期の日本のデパートの様にごった返している。裸足かつパンツ一枚で来ても、多分50ポンドあればとりあえずのコーディネートは完成できそうな位に安い。 全体の品質は良く判らないが、試しに買ってみた何回洗っても色落ちし続けるウォッシュタオル(3枚2.5ポンド)を見た限りは、限りなく宜しくないのかもしれない(笑)。
それでも店の周りには、袋を持ってあてどなく座っている人々がたくさんいる。2階からみていると通り全体が、砂糖の周りに群がる蟻の行列の様にも見えてくる。平面に居る限り、ビルの上から立ち止まって見ているのとも違う景色だ。
毎日この風景を見ていると、化学調味料てんこ盛りのカップラーメンを食べた後の様に気分が悪くなってくる。後味の悪い夢から覚めた後は、Marylebone street経由のバスに乗ることが多くなった。
また、見かけ倒しの料理・食品が多いのも、イギリスの特徴である。 調味料すら使わず、味が平べったい、あるいは味すらないものも多い(塩コショウで自分なり味を付けるということらしいが)。
例えば、「ソーセージ」と呼んでいる代物は肉以外に小麦粉(と得体のしれない物)を混ぜているので、何を食べているのか時々、判らない事がある。 これはロシアで食べた「ハンバーグ(見かけは普通だがレバー肉が使われている)」以来のショッキングな出来事であった。
テスコの「Sushi」もとにかく不味い。米を使ったケーキの一種と考えればいいのかもしれないが、「ソーセージ」にしろ「Sushi」にしろ、姿は似ているので厄介だ。
ケーキで思い出したが、ただ砂糖と小麦粉を混ぜたような代物にベリー系のソースがかかっているものも「ケーキ」と呼んでいるので注意が必要だ。ただ甘いだけで、こんなものを毎日食べれば病気になるだろう。
例えば、「ソーセージ」と呼んでいる代物は肉以外に小麦粉(と得体のしれない物)を混ぜているので、何を食べているのか時々、判らない事がある。 これはロシアで食べた「ハンバーグ(見かけは普通だがレバー肉が使われている)」以来のショッキングな出来事であった。
テスコの「Sushi」もとにかく不味い。米を使ったケーキの一種と考えればいいのかもしれないが、「ソーセージ」にしろ「Sushi」にしろ、姿は似ているので厄介だ。
ケーキで思い出したが、ただ砂糖と小麦粉を混ぜたような代物にベリー系のソースがかかっているものも「ケーキ」と呼んでいるので注意が必要だ。ただ甘いだけで、こんなものを毎日食べれば病気になるだろう。
昔学んだ「揺りかごから墓場まで」の最後の砦であるNHS(国民皆保険)が制度として整っていても医療費抑制のインセンティブが働かず、本当は製薬会社が儲かるためのシステムに変容しているのではないかと疑いたくなる。
この国がアダム・スミスの祖国であることを思い知らされる。騙すのも騙されるのも自由である剥き出しの資本主義の一面をかいま見た感じだ。では日本が良いかと言えば、それは判らない。幼稚園受験塾に始まって葬儀ビジネスに終わるという、もう少し巧妙(特に人の不安を掻き立てる)なシステムの真っただ中にいるのだから。
本文が余りにも堅い結末になったのでこちらは柔らかく・・・
オックスフォードストリートにどうやら、「ZARA」が出来るらしいのだが、かれこれ2か月、外からは全く分からない状況が続いている。 怪しい犬のイラストが壁面に書かれているからだ。このワンコの表情、「これでいいのだ」という赤塚不二夫みたいな、とびきりの笑顔なのだ。さては食べすぎた「まがいもの」を放出した後だったのかな???
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