2014年4月4日金曜日

ウクライナ リヴィウ オペラ劇場とカフェ(ハプスブルグの面影を求めて:その8)

  前日に見たバレエ(Giselle )はソ連時代の影響も強いと思われるが・・・劇場の建物自体は、オーストリア・ハンガリー時代の末期に建築されたものだった。



それにしてもダンサーたちのスリムな事(動画)・・・

モスクワだと秋口でも寒いのでオープンカフェは想像しにくいが、このリヴィウにはあちこちにカフェもレストランも屋外のスペースを持っていた。


 オーストリア、チェコ、イタリアのトリエステと同じ町のたたずまい。ヨーロッパの最東端で中欧の隠れた魅力にまた引き込まれていく自分を感じる。


 ソ連時代はどうだったのだろうか・・・今度、訪問した時に調べてみたい。

市庁舎前の広場ではお土産の屋台。モスクワではこんなおっとりした商売は信じられない。


ゆったりとした時間が流れ、旧ソ連圏であることをすっかり忘れてしまった。

ピカチュウもどき発見

 短期ならビザ無しで渡航できるウクライナ(2014年4月現在)、治安に注意しながら訪問出来る時に訪問すべきかもしれない。別の国に実効支配されてしまえば訪問も難しくなる。

DTACウクライナ観光情報局 リヴィウ

 民族問題の先鋭化は日本も他人事では無い。現に沖縄の新聞を読むと「中央政府はXX」といった文言が頻出する。
 例えば大田前知事の2011年11月30日の琉球新報の談話記事「琉球独立」を発信する学会存在する。 本土で生まれ育った人間には判りにくい構図が共有されている。 日本語を話す人々が違う国家に属する、という構図は今はないが、50年後には判らない。

 イデオロギー終焉・国際協調の時代は完全に終わり、再びブロック経済・帝国主義的な時代が来る前の最期の輝きにならねば良いのだが。

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